卒業旅行「九州グリーン豪遊券」の旅 (part1)



 この旅は、文章ばかりです。画像はほとんどありませんので、読んでくれる方、申し訳ありませんが、そこの所は、ご勘弁を…
 

3月11日(木) 一日目(名古屋〜徳島)

1.四国への旅

 8時半ごろに一宮駅に到着。少し余裕があるため、前回の「自由席の旅」のときに秋田駅で購入した「九州グリーン豪遊券」を駅員に見せて九州内で乗る予定の特急列車のグリーン席を確保した。しかし、悔しい事に「あそ」だけはとれなかった。あの時に取っておけば…と大後悔した。悔しかったが仕方がなかった。「あそ」は、早めに並ぶことにしよう。すぐにホームへ向かった。

そして、8時54分発の快速の米原行きに乗った。かぼちゃ色の113系だった。ボックスシートには席は無く、ロングシートの部分に座った。大垣からは各駅に停車した。米原には9時50分に到着し、すぐに221系の姫路行きの新快速に乗った。初めから座れた。113系に比べて、かなり快適なのだが、なぜか京都までは長く感じた。そして、京都、大阪、神戸を過ぎて、12時16分姫路に着いた。

ここ姫路駅は意外と大きかった。ホームや駅構内も広かった。ここで昼飯をとり、13時04分発の三原行き普通に乗った。103系でロングシートのトイレなし。しかも昼間なのに混んでいて座れなかった。

途中赤穂線が分岐する相生駅で今乗っているロングシートの山陽線経由の普通を捨て、赤穂線経由の三原行き普通に乗った。こっちは逆に、ガラガラだった。そして13時27分出発した。こちらの車両は113系のボックスシートだった。しかし、赤穂線は海沿いをあまり走ることはなく、山が多いためトンネルが多かった。でも、先ほどのロングシートに比べれば、快適であった。そして東岡山で山陽線と合流し、14時57分岡山に着いた。



2.四国内の旅

 次は待ちに待った瀬戸大橋線だ。快速「マリンライナー」高松行きに乗ったが自由席は満席で立客が多数いた。これでは無理だった。車掌がいたので指定席が空いているのかを聞くと、空いていると答えたので、やむなく510円を払い、指定席をとった。車両は213系の転換クロスシートだった。

15時08分に発車。山陽本線を高架でまたぎ、岡山市街が消えると、田園風景になった。宇野線が分岐する茶屋町付近に来ると海が近いとは思うのだが、山ばかりの光景だった。そして、児島駅を過ぎ、山のてっぺんに観覧車が見えるがすぐにトンネルに入る。そしてトンネルと抜けると、海が下に見えて橋を渡り始めた。これが瀬戸大橋であった。

はじめて瀬戸大橋を渡った。しかし、スピードは遅かった。景色はというと、橋の支柱のおかげで視界が少し悪かった。そして橋を渡り終えると、線路は、高松方と松山方の二手に別れた。坂出を過ぎ、16時06分に四国の高松に着いた。

高松駅は工事をしていた。すぐに徳島線のホームへ向かう。次は、16時15分発の徳島行きに乗る。海側はロングシート、山側はクロスシートという変わった車両だった。

初めのうちは高校生らで混んでいたが、志度、引田に到着するにつれて全くいなくなった。特急の行き違いや反対列車の待ち合わせの為にかなり時間がかかっていた。そして、日も暮れて徳島には18時49分に到着した。特急では1時間程度で到着なのだが、普通列車はさすがに長かった。






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